【高校専門校受験エピソード】家庭科専門高校を受験したのは絵が描きたかったから

私はもともと絵を描くことや細かい作業が好きで、将来そういうことができる仕事に就きたかったから家庭科専門高校を受験しました。
対象校には服飾デザイン科という学科があり、そこならデザイン画の授業があるので、絵が描ける!と思いました。
裁縫も別に苦手ではなく、なんでもやりたい性格なのでむしろ興味が湧いたので、そこに受験を考え始めました。

また、そのことを母親に伝えたら、なんと母親もその学校の卒業生だったので、行け行け、と勧められたのも受験を決めた大きい理由です。
あと、制服がかわいくて、家から近かったことも良いなぁと感じていました。
もし就職をせずに誰かのお嫁さんになったとしても、家庭科の専門高校なので、少しは花嫁修業としても意味のある高校生活になるのでは、という思惑もありました(笑)

受験だけでなく普段の学校生活を意識的に行った

私の年は特色科選抜があり、私自身あまり普通科目の勉強が好きではないし得意でもなかったので、絶対に一般受験はしたくない!と思っていました。
塾も中学3年生の夏まで行かなかったし、テストの成績面では中くらいのレベルだったと思います。
ただ、その代わりに内申点を上げるように中学生活は頑張りました。

特色科選抜は受験のテストの点数重視というより、成績や面接のほうが重要だと私は感じていたので、出席日数や遅刻欠席、授業は真面目に受けること、学級委員や生徒会役員も積極的に立候補していくことに気をつけました。
おかげでテストの点は普通でも、成績は中の上くらいでした。
私が志望していた専門高校も普通科の高校と比べてそこまで頭が良いと入れないわけではなかったので、これならいけそう!と思った記憶があります。

面接があるあら将来についてきちんと考えておくこと

特色科選抜で、無事合格することができました。
面接と筆記テストがあったのですが、あまり大きな失敗もしなかった覚えがあります。

一番記憶に残っている面接の質問は「机の中にアパレル業界の職業が書かれているプレートが幾つか入っています。
その中から自分が将来なりたい職業をひとつ選び、なぜなりたいのか答えなさい」です。

私は将来のことについて明確に答えがまだ出せていなかったので、この質問には随分困りました。
先を見据える力は早めにつけておくと良いと思います。

受験生にメッセージ

勉強はできるだけしておくといい!と思います。
受験勉強のためだけでなく、知識を持っている分、将来なれる職業の幅が広がると思うので。

現在私は名古屋にあるデザインの専門学校に入学。ただいま3年生で、CGデザインを学んでいる日々でとても充実しています。

あと、やっぱり学校でも会社でも、明るくて自ら考え発言できるような積極性のある人を求めると思うので、面接の場では元気に発言することに努めた方がいいと思います。
失敗を恐れないで、前向きに頑張ってください!